推敲しない言葉

本・映画・音楽の、推敲しないそのままの記録。

映画

風が強く吹いている

試写会で鑑賞。

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箱根駅伝に挑む大学生たちの青春を描いた、直木賞作家・三浦しをんによる同名小説の映画化。主演に小出恵介、林遣都。箱根駅伝へ出場することを夢見る寛政大学4年生のハイジ(小出恵介)は、事件を起こして陸上から遠ざかっていた天才ランナーの新入生カケル(林遣都)と出会う。致命的な怪我からランナーになることを諦めかけていたハイジだったが、自らが寮長を務める寮にカケルを強引に入居させ、密かに駅伝出場への計画を立て始める。


小出恵介、林遣都、中村優一が出演とくれば“イケメン・ムービー”と称するのが宣伝はしやすいのでしょうけど、中身はそんなことのカケラも無い、至極まともな映画でした。

文部省とかPTAが自身を持っておすすめできる感じ。子供の教育に良さそう!
割かし地味なスポーツ駅伝を、さほど大きなトラブルを抱えるでも無く、着実に描いています。

でもそれが良い。監督が「クライマーズ・ハイ」の人なので、本当硬派で商業的なにおいに酔うことなく、最後まで鑑賞できた。駅伝を見たことがある人なら分かると思いますが、人々が駅伝に求めているドラマが全部つめこまれているんです。実際の箱根駅伝の映像を利用しているからリアルだし。

中村優一は思ったよりガタイがよくて驚きましたが、神童役の橋本淳という役者さんが私的にツボでした。田舎モンだから共感もできるし。

あなたは私の婿になる

試写会で鑑賞。

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「あなたは私の婿になる」

ニューヨークの出版社でやり手編集長として恐れられている40歳のマーガレット(サンドラ・ブロック)は、ある日突然窮地に陥る。カナダ人の彼女はビザの問題で国外退去を命じられ、失業を免れるためそこに居合わせた自分のアシスタントのアンドリュー(ライアン・レイノルズ)と結婚すると爆弾発言。その結果、週末に彼の実家のあるアラスカへと飛ぶハメになる。


さすがディズニー・クオリティな安心感。
ありえない部分もあるけれど、最後はハッピーエンド。
あ、でも男性が観たら若干ホラーかな…。

そもそも、日本でのコピーやイントロダクションが、

“婚活にルール無し!”
“アラフォーバリキャリ女子と草食年下男子の恋”

みたいな、苦手な人からしたら吐きそうになるワードばかり。
でもそれがいいんです!

女は何歳まで“女子”なのか知らないけど、
全ての女子におすすめします。



つまらなかったら、男子度が高い。
という指標にもなるかもしれないですよ。

「あんにょん由美香」

死んだらやっぱ全部終わりだなって。

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「童貞。をプロデュース」で注目を集めた松江哲明監督が、2005年に急逝した女優・林由美香を題材に撮りあげたドキュメンタリー。林由美香が主演した韓国産ビデオ「東京の人妻純子」で改めて林の魅力を発見した松江。生前の林ときちんと仕事する機会を得られなかったことを後悔していた彼は、林の幻を追うかのように取材を開始。


私が行った日は、松江監督と「全日本コール選手権」の企画をされたという岡宗秀吾さんのトークショー付きでした。ぜ、贅沢。

どの映像を見ても林由美香さんが明るくてキュートなのが、すごく哀しい映画でした。生前の彼女を知らない私でもこんなに生き生きと感じることができるのだから、もちろん生きている時はもっと魅力的だったと思います。

色々むつかしい事はいえないけど、本当人間死んだら終わりだと思った。でも、こんな風に自分を映画にしてくれる人がいるなんて、かっこいいな。

基本S級な映像と、謎のB級感が入り混じる映画「G.I.ジョー」



先日ビョン様が来日したっていうんで、話題の「G.I.ジョー」。
私は23日の完成披露試写で観させていただきました。

1990年代、世界征服をたくらむ悪の組織“コブラ”が各地で活動を活発化させていた。そして、ナノマイトという最強のウィルス兵器を使ってついにパリのエッフェル塔を破壊してしまう。もともとはNATOによりガン細胞破壊のため作られたが、実際はあらゆるものを破壊する威力を持ち、悪の武器商人デストロの手により脅威の兵器としてコブラの手に渡ってしまったのだ。コブラの脅威が各地を襲うなか、アメリカ政府が、送り込んだ最後の切り札は…。それは世界中から集められた史上最強の国際機密部隊G.I.ジョー。強靭な肉体、勇気と行動力を持ったエキスパート集団だ。加速装置付きの特殊スーツを身につけ、数々のガジェットを駆使する極秘のチーム、G.I.ジョー。エジプト、パリ、東京と世界を舞台に、陸・海・空と壮絶なバトルが始まる!


迫力は、ハンパ無い。
映画館で観たら首が痛くなるレベル。

CGとかすっごいキレイなのに、基地を歩いている所とかは異常に安っぽい。もったいない。
内容は特に無い…かなw

男の子は夢中になれそうな映画です。
イ・ビョンホンは相変わらずかっこいい。初の悪役ということだけど、基本悪役顔ですよね?

「G.I.ジョー」ってこち亀の両さんが集めてたやつっしょ?
くらいのレベルでも、普通に楽しめるので、なーんも考えたくない日にどうぞ。

レビューしそびれ、「レスラー」「鈍獣」

観たのに、ブログに書きそびれていた映画がありました。

レスラー

「レスラー」

人気レスラーだったランディも、今ではスーパーでアルバイトをしながらかろうじてプロレスを続けている。そんなある日、長年に渡るステロイド使用がたたりランディは心臓発作を起こしてしまう。妻と離婚し娘とも疎遠なランディは、「命が惜しければリングには立つな」と医者に忠告されるが……。主演ミッキー・ロークの熱演で、第62回ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。ローク自身も第81回アカデミー主演男優賞にノミネートされた。監督は「レクイエム・フォー・ドリーム」のダーレン・アロノフスキー。


前評判どおり、すばらしい映画でした。
気のいいやつなのに、肝心なとこはクズで、人を傷つけてばっかりいて。
それでも、家庭人になれないかっこよさ、夢を追い続けてしまう男の姿がしびれます。しかもお涙頂戴系じゃなくて、鑑賞後はじんわり爽やかだし。

ただ、超男映画なので、男性が観た方が、私の100倍は感動するのでしょう。
今年でいうと「グラントリノ」と同じくらい、絶対観ないといけない映画。

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「鈍獣」

服とかセットが可愛いのと、南野陽子のファンという理由以外は、
まったく期待していなかったので、意外とよくて驚いた。

ロリータ役の子と、スイーツ親方がいい感じ。

地方の高校生はこういう映画をどんどん見て、
漠然と東京にあこがれればいいと思った。

空気人形

試写会で鑑賞。

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「空気人形」

“私は「心」を持ってしまいました。持ってはいけない「心」を持ってしまいました”
古びたアパートで持ち主である秀雄と暮らす空気人形。ある朝、本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。秀雄が仕事に出かけると、洋服を着て、靴を履いて、街へと歩き出す。初めて見る外の世界で、いろいろな人間とすれ違い、つながっていく空気人形。ある日、レンタルビデオ店で働く純一と出会い、その店でアルバイトをすることに。密かに純一に想いを寄せる空気人形だったが…。
“「心」を持つことは、とても嬉しくて、とても切ないことでした”


今年一番美しい物を見たかもっていうくらい、美しい映像の連続で、
人形と生身の人間を行き来するペ・ドゥナの可愛さがはんぱなかったです。

観た後、切なくて色々考えてしまうけど、嫌な感覚は残らなくて、
でも割とグロいエロさなので一緒に見にいく人を選ぶと思う。
女性によっては嫌悪感があるのかな?
でも、それも作品全体に漂っている透明感のおかげでギョっとせず観れる所もすごい。
絶対にいろんな人に観てほしいし、感想を聞きたいです。



本当、ペ・ドゥナが最高。

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世界の終わりと、人生のはじまりと

試写会で鑑賞。この2作品はベクトルがまるで逆。
カテゴリーも何もかも。

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「サイドウェイズ」

第74回アカデミー賞で5部門ノミネート、脚色賞を受賞したアレクサンダー・ペイン監督の「サイドウェイ」(04)を日本でリメイク。


原作というか、基になった映画「サイドウェイ」も鑑賞済みだったので、若干不安だったけど面白かった。同じ日本人が出ていると生々しすぎて映画の本当の意味に浸れなかったりするけど、小日向さんとか生瀬さんっていう演技の上手い人々のおかげで、良かったと思う。

地味だけど、爽やか。同性同士、親と観るのも良さそう。(若干の下ネタ?はあるけど)
菊地凛子のバカっぽい演技がたまらない。

ワイン好きなら、何度も唾を飲むでしょう。
ワイン好きじゃなくても、うまそ〜ってきっと思うはず。
この日は完成披露試写会だったので、映画に登場したワインも一杯いただいて(2005年のカベルネだったかな)余韻にひたれました。

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「ドゥームズデイ」

突っ込みどころ満載!
超ゲームの世界観!
でも、「MW」とか観るならこういうの観たいってくらい
トンデモ映画だけど面白かったー。

ミスト3

観た。

みすと

『ミスト』

予想以上に怖くて驚いた!
グロいの苦手な人は見ないほうがいいです…。
でも『サイレント・ヒル』が観れればOK。


怖い映画とか大好きなんですが、思いがけずパニックムービーで途中なんどか目を背けた。
宗教的なメッセージが強いです。

不快に思う人は多いかも。
ただ、私的にはなかなかよかった。
「どうあがいても絶望」



ドロぐちゃ系観た後にも、もつ鍋をペロリと食べれる自分の神経を愛してます。
もつなべ
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黄金屋 - 渋谷店

寄生虫博物館行ったあとにうどん食べるとかも超余裕。

マイ・ブルーベリー・ナイツ5

待望のウォンカーウァイ監督最新作!

ブルーベリー
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』

最高…。
何もかもが美しすぎる…。

私が、監督好きだから最初から採点甘甘なのは仕方ないとして、
それをぬいてもかなり良かった。

ジュード・ロウが格好良い。
色使いも本当にすてき。
失恋してよかったって思える映画でした。

人は鏡のようなもので、自分を知るために必要。
みたいな言葉があって、大勢の人と知り合いたくなった。



あと、先週見た『魔法にかけられて』と舞台がNYという点で同じだったわけだけども、私が先月はじめて行ったNYは、この『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のNYと近かった気がします。
人が親切で、かといって親切すぎず、必要な笑顔しか見せない。(でもその笑顔は本心からの笑顔)


3日後、この映画の感想をまた考えてみようと思う。
ブルーベリー食べたい。



魔法にかけられて3

先週末に『魔法にかけられて』を観た。


ジゼル


予想よりおもしろかった!
もっとおバカ映画かと思ってました。
プリンセスも、王子も、その他主人公がかっこよかった。
もちろん、ブリブリなディズニーテイストたっぷりなので、乙女映画ではありますが。

純粋なプリンセスに、「どうしてそんなことするの?」と聞かれたら、言葉に詰まることたくさんあるなあ…。
Ex.「好きなのになんで結婚しないの?」わかっていてもできないことが多すぎる現代。(だがそれも人生の醍醐味だと思っている)



プラダを着た悪魔』と同じく、女子の心のカンフル剤としてぜひ。


この映画を観た後、私は美容に走りたくなり(明日まつげパーマをかける)友人は彼氏と別れたくなった。
プリンセスパワー、恐るべし。

profile
東京で働く28歳。ライターをしています。

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