読んだ。

『頭の中がカユいんだ』
らも


かなり良かったです。
らもさんの本は、中学生の頃日記を読んで、おびえて以来避けていたが、22歳の私にはすっきり読めました。
ただ、内容はすっきりじゃないです。
心底、見習えない主人公だと思います。

けれど、かっこつき“コピーライター”に反吐が出る気持ちとか好きです。共感できるかというとわかりませんが、好き。


らもさんがお亡くなりになって、3年半ほどになるわけですが、
当時はてっきり、オーバードーズか何かで亡くなったのだと勘違いしてました…。

深夜、飲食店を出る際に階段から転落して全身を強打、転落時に頭部も強打しており、脳挫傷による外傷性脳内血腫のため、神戸市内の病院に入院、脳への重篤なダメージにより昏睡状態が続くが夫人の意思で延命措置を中断、同月26日午前8時16分に死去。享年52歳。 故人の生前の希望で葬式は執り行わず、遺骨は夫人の手で散骨される。



52歳か。若いなあ。
そして、素敵な奥さんもらってるじゃないですか。

続けてらも作品を読んでみようと思います。
勝手ながら、8年年近い時を経て、仲直りしたような感覚です。