『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』
sub1_large

直木賞受賞作家・井上荒野の「つやのよる」(新潮社刊)を、「GO」「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督が
映画化した恋愛群像劇。家族を捨て、艶(つや)という名の女性と駆け落ちをした男、松生は、艶がガンに侵されこん睡状態に陥ったことを現実として受け止められず、自らの愛を確かめるため艶がかつて関係をもった男たちに、艶の死期を知らせるという考えを思いつく。一方、すでに過去の存在だった艶の危篤を知らされた男たちと、その妻や恋人、子どもらは、それぞれの人生に突然割り込んできた艶という女の存在に困惑する。主演の阿部寛ほか、小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶら豪華女優陣が集結。(eiga.comより引用)

すごく良かったです。お気に入りの作品。行定勲監督の作品は大好きな人も多いけれど、苦手な人も多い気がしている。それはハッキリとした賛否両論じゃなくて、なんとなく「行定勲監督ね、フーン」みたいな、なんとなく認めるとにわか臭(そもそも、映画の何がにわかなのかは分からないが)が漂うからだと思うんですよね。「恋愛映画のマエストロ? ご苦労なこった!」みたいな。

私は、監督の作品結構好きです。『世界の中心で愛を叫ぶ』も、例の助けてください、とか現代の演出とか、主題歌とのくどさ以外は好き映画だし。どれも映像がキレイで、シンプルに、観ていて気分が良いからだと思う。

で、つやのよるなんですが、観終わった後、すんごい良くて、でも「HAPPY!」って感じの作品でもないし、ずっと余韻をかみしめてた感じです。オムニバス作品で、138分というなかなかの長尺だけど、もっと観ていれたなって感じ。

sub2_large
基本的に静かなムードの映画ではあるけれど、ところどころエグい演出も散りばめられていて、ギョっとするんだけど何か笑ってしまう。女優さんたちの熱演ぶりは本当すごいです。マジで全員良かったのですが、キョンキョン姐さんが特にすごかったかな。

なかなか口では全てが説明しづらく、何とオススメして良いか分からない映画なんだけど、とにかくあらすじみたり、予告みたり、何か少しでもささったらレディースデイでもサービスデイでも観て欲しいですね。そして語りましょう! つやのよるについて。いいえ、愛について語りましょう!

あ、女性陣のキャストはもちろん、男性陣も阿部寛、羽場裕一、岸谷五朗、渡辺いっけい、永山絢斗、奥田瑛二とえれーいい男ばかりなのがさすがだと思いました。渡辺いっけいがキュートすぎるので、いっけいファンのみんなは今すぐ劇場へGO。