試写会で鑑賞。

「HICK ルリ13歳の旅」
original
「キック・アス」「ヒューゴの不思議な発明」のクロエ・モレッツが初の単独主演を務めた青春ロードムービー。アメリカ中西部の荒廃した農村に住む13歳の少女ルリは、トラブルを抱えた両親に相手にしてもらえず、友だちもいない孤独な日々を送っていた。そしてある日、両親が何も言わずに蒸発してしまう。ひとり取り残されたルリは、誕生日にもらった拳銃を手にあこがれのラスベガスを目指して旅に出る。原作はアメリカの女性作家アンドレア・ポーテスのベストセラー小説。共演にブレイク・ライブリー、ジュリエット・ルイス、エディ・レッドメイン、アレック・ボールドウィンら。(eiga.comより)

「HICK」とは「うぶな、かも」という意味の言葉だそうです。変わり者で孤独な少女がバッグ一つでラスベガスを目指すという一見爽やかそうなお話。でも、ふた開けてみたら結構怖い映画でした。ルリの場合はそこはラスベガスだったけど、それが東京に変わっても有り得る、何なら地元で一番栄えてる街、でもいい。ローティン女子の危なっかしさは世界共通です。

ヒットガールからかなり大人になって、キレイになったクロエちゃんですが、「モールス」の美少女! って感じと違って、本作ではかなりお肉がムチムチで肉感的なのです。そんなボディでへそ出しなどかなり露出の多い服を着て、ヒッチハイクで男性の車に乗っちゃうんですから、お母さんハラハラです。

で、ルリがヒッチハイクで知り合う男エディを演じたエディ・レッドメインの怪演がハンパないです。超怖いです。ここ最近の映画では一番怯えました。優しい瞳の裏に浮かぶ狂気がすごい。本当に次に彼が何してくるか分からなくてドキドキしました。12/21公開の「レ・ミゼラブル」にも出てるのでチェックします。

ビッチっぽいんだけどどこか寂しげな美女を演じたブレイク・ライブリーも良かった。肌質とか。あーヘビースモーカーなんだなって想像させる感じの(役ね)くたびれた感じとか最高。

しかしこの映画、テイストとか雰囲気とかはかなり爽やかでポップなんだけど、観終わった後、複雑な気持ちに。「テルマ&ルイーズ」的な感じを想像してると驚くかも。麦茶だと思って飲んだらめんつゆだったくらいの感じ。カルト作です。