遅ればせながら。

「ムカデ人間2」
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狂気に満ちた医師が、複数の人間の口と肛門とをつなぎ合わせ“ムカデ人間”をつくろうとする姿を描いたカルトホラー「ムカデ人間」(2009)の続編。ロンドンの地下駐車場で夜間警備員として働く中年男のマーティンは、映画「ムカデ人間」のDVDを繰り返し見ては、自分も“ムカデ人間”をつくりたいという欲望にかきたてられる。マーティンは、駐車場で目をつけた男女を次々と拉致して倉庫に監禁。邪悪な計画を進めていく。過激で残酷な内容に世界各国で上映禁止になり、日本でも度重なる映倫審査の末、R18+指定での上映が決まった問題作。(eiga.comより引用)

うーん、私結構ダメです、これ。グロすぎてダメとか気分悪くなったとかじゃなくて、あんまり面白くなかったなー。

「ムカデ人間」も当時劇場で観たんですけど、思った以上にちゃんとした映画で、結構感動した覚えがあるんです。設定は「よく思いつくなあこんなこと……」って感じだけど、ゴア描写もそこまで無く(それが物足りないという声もあると思うけど)、上品で、何より博士がサイコーイカしてるっていうところがあったと思うんですよね。

あと、日本人男性(関西弁に爆笑)の最期とか。物語の結末とかちょっと切なかったりして。この、2にはそういった映画の面白みが感じられず、大声を出して面白い顔をして人を笑わせる、みたいな感じで、ただ単純にグロいシーンで人を嫌な気分にさせてるようにしか思えませんでした。しょぼん。

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「ムカデ人間」に憧れて、自分もつなげたくなっちゃった!てへへ! っていう物語のプロットは好き。1作目があれだけインパクトがある作品で、続編を全く違うアプローチにしてきたのはまじですごいなって思います。

でも、マーティンが1の博士に憧れているんだったら、普通に準備不足じゃね? とも思ったし、まああの雑な手術が痛くて映画の見どころでもあるんでしょうけどね。女性閲覧注意のとあるシーンについても、途中で思いついちゃったのかもしれないけど、あれだけ一人の女性(被害者)に憧れていたんだったら、なんでそこは違ったんだろう。とかね、色々考えちゃいましたよ。

1と違って笑えるシーンも無く、「ねーねー、ムカデ人間みたー?」ってポップな感じでもなくて、終始、ただただ陰湿な作品でした。好きな人は好きなんだろうけど。

ちなみに、映画を観終わった後、22時近かったかな? エレベーターに映画館の上のフロアにある飲食店から乗ってきた男女グループがいて、男子のひとりが、お酒も飲んでるからだろうけど「うわ!ムカデ人間2だってー、2とかうけるよなー俺ちょ〜みて〜!」と騒ぎ出した。女子は「えー何それしらなーい」って返答だったんだけど、「あれだよあれwww ホラーという名のバカ映画www」「まじで最高だからwwこれww」「俺こういうのチョー好きで、結構観てんだよねー」と男子のでかい声が狭いエレベーター内に響く響く。で、違う男子が「もうレンタルでてんの?」って聞いたら、「わかんねー結局まだみてないんだよねーww」と。

私がマーティンだったら、こういうヤツを即効拉致るけどね。