「アメイジング・スパイダーマン」(2012)
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サム・ライミ監督が手がけた「スパイダーマン」3部作(2002、04、07)からリブートされる新シリーズ。「(500)日のサマー」の新鋭マーク・ウェブがメガホンをとり、「ソーシャル・ネットワーク」「わたしを離さないで」のアンドリュー・ガーフィールドが主演する。ごく普通の青年ピーター・パーカーは、13年前に失踪した父親の秘密を思いがけず知ってしまったことから、スパイダーマンとして生きていく決意をする。ヒロインのグウェン・ステイシーをエマ・ストーンが演じ、ベンおじさん役のマーティン・シーン、メイおばさん役のサリー・フィールド、悪役カート・コナーズ博士役のリス・エバンスらが共演。(eiga.comより引用)

先月、日本で世界最速で公開された「アメイジング・スパイダーマン」。実は私、ワールドプレミアにてさらに早く観ていたのですが、当日ものすごい多くの女性ファンが六本木ヒルズに集まっていたのには驚きました。アンドリュー・ガーフィールドって人気あるのね。「17歳の肖像」キャリー・マリガンちゃんと共演した「わたしを離さないで」を観そびれた私としては、「ソーシャル・ネットワーク」の彼しか参考資料が無い為、その魅力がよく分からなかったのですが、本作を観たらとても分かった気がします。

映画の中でラブラブのエマ・ストーンとプライベートでも交際中、ということでハリウッド・セレブフリークたちには、もうかなり人気が出ていた模様。

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この「アメイジング・スパイダーマン」のは大人気シリーズのリブート版。私も大好きな映画「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ監督が大抜擢されて話題に。前作までの監督はサム・ライミ。「え、サマーの監督がアメコミ!?」って思うけど、サム・ライミだってB級ホラーとか撮っていたんだから、当時は大抜擢だったんだろう。私はその時はそういった背景を知らなかったので、普通に「スパイダーマン」観てましたから。

マーク・ウェブ監督も、長編デビューが「(500)日のサマー」であるからして、映画に関する参考資料はそこしかないのですが、アメコミ作品としてはかなり、ラブ&ポップ&スイート&キュートな展開、シーンが多かったと思う。だって、2人の恋愛模様が素敵なんですもの。エマ・ストーン演じるグウェンがものすごく可愛いんだもの。

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久しぶりに男女共に交換が持てるアメリカンヒロインなのでは? とにかく、グウェンが可愛くて可愛くて、きっとマーク・ウェブ監督は女の子を可愛く撮るのが得意なんでしょうね。アメコミに興味無くても「(3)日のグウェン」(適当)くらいに思って、楽しめそう。

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もともと、「アメコミは興味ありません」って女性でも「スパイダーマンは観たことある」って人が多い様に思うんですが、確かにアメコミ作品の中でも一番“男の子っぽさ”“少年臭さ”が無いような(その真逆が「キャプテン・アメリカ」)。もともと、ティーン学園ものの要素があった「スパイダーマン」に現代のアメリカの空気感が加わった「アメイジング・スパイダーマン」は、本当気軽に、ライトに楽しめる映画だと思いました。

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サム・ライミ版では手から直接蜘蛛の糸がビヨーンと出てきますが、今回はマシンから出ます。これは、原作に忠実になった点であり、アメコミファンからは好評価?

全体を通した印象は「優等生」って感じで、「アメイジング!」ってほどの驚きや感動は無かったかな〜。こないだも別の仕事で話していたんだけど、リブートするにはちょっと前作から期間が短すぎるよね。もちろん1作目の「スパイダーマン」を観ると映像しょぼいんだけど、ピーターの背景とか家庭環境とかスパイダーマンとして正義に生きようとする決心の描写は変わらないので、ちょっと焼き直しにしか観えなかったというか。

私は、アメコミファン! というわけでは無いので、このくらいのライトさも好みなんですけど、ハイスクールでのバトルシーンにちょっとした“遊び”を入れたシーンとかは、監督のドヤ顔が感じられてちょっと苦手でした。

3Dは、後半に行くにつれてどんどん効いてくるし「め、目の前にスパイダーマンが!」っていう所も3つくらいあったかな。けど、これもやっぱり「アメイジング!」とまではいかず。

だけど、小ギレイにまとまってる映画だと思うので観て損はないんじゃないでしょうか。とにかく2人が可愛いのだ。