ブログというのは、書かなくなるとぱったりと、今まで自分がブログを書いていたとは思えないほど書かなくなるもんで、かなり久しぶりに更新します。

私はこのブログ「よっしゃ、ブログ書くでー!!」とキバッて書いているわけではないのだけど、それでも文章を書くというののは「冷蔵庫にプリンがあるよ」と書くだけだって、労力がゼロというわけではないのだから、書く気分じゃ無い時は書かなくても良いと思うのです。とはいえ、ブログは自分にとっての記録でもあったので、今年観た映画もう洗い出せない。あ、『ステキな金縛り』がものすっごいつまんなかったのは覚えてます。って去年じゃん。

昔ライターの先輩が「書くことを仕事にしているから、ブログも書かないしtwitterもしない」と言っていて、なるほどなと思った事がある。記事1本いくら、取材にいっていくらとお金をいただいていると、極論でいえばその一文字にお金になる価値があるのだから、お金にならない文章を無駄、とまでは言わなくても非効率だと思うのは納得。

たまにライターさんや編集などの仕事をしている人で、素敵なアイデアや意見をガンガンとソーシャルに流している人を見かけるけど余計なお世話ながら「そこで書いちゃうのもったいないYO!」と感じてしまうことも。映画『インセプション』じゃないけど、人間のアイデアって本当宝です。

でも、当たり前だけどオフィシャルば文章と私的な文章は違う。やっぱり、自分が思ったままのことを主観で書ける場所って大切だよね。

ところで、昔ほどではないが(3年くらい前が一番してたかなあ)、インタビューの仕事が時々ある。インタビューというのは相手がどんな方であっても緊張します。でも緊張しなければいけない仕事だとも思う。極論、自分の母親にインタビューするとして、メンマをつまみにビールを飲みながら「お母さんさ〜」とダラダラ話すのと、きちんと姿勢を正して「今日お聞きしたいのは、」とはじめるのでは全然違うと思う。

もちろん、フランクな雰囲気が必要な場面もあると思うけど、こういう記事とか。楽しい。

それは私がペーペーだから緊張するってのもあるけど、ベテランでも、インタビュアーさんはみんなそれなりに緊張してるのではないか。

昔から好きな漫画家さんへのインタビューがあった。すごい緊張した。相手がどなたでも緊張しますが、映画監督や作家さんなど作り手さんにお話を聞くのが一番緊張します。私は取材後によく「全然緊張しないんですね!」と言われる事が多いんだけど、そんなことないんです。早口にならないように、心で3倍ゆっくりになるように心がけてるんです。

だけど今回は特に頭まっしろ。緊張した! だけど素敵なお話が聞けました。充実感。ありがたい。

終わった後、スタッフの方に「今漫画ほとんど読んでないんですけど、この作品は欠かさず追ってるんですよ」と言ったら、「あ、じゃあサインとかもらえばよかったですね!」と言ってくださった。ありがたい。でも私はそれはしないんです。あくまでも仕事だから、それはそれ、これはこれで分けたいのです。ペーペーなのに、志だけは高い私。

まだ私がインタビューをしはじめたばかりの頃、大人気でそれはそれは美しい女優さんの現場があった。インタビュー自体は楽しかったのですが、他の媒体の男性が最後に「2ショット写真」をおねだりした。女優さんは快く応えていたけど、その時の部屋の空気がガラリと変わった感じ、申し訳ないけどその人のかっこ悪い感じ、私は恐くて忘れられないのです。