観た。去年の話ですが。

「映画 けいおん!」
main_large

かきふらいによる4コマ漫画を原作に、2009年から10年に計2シーズンがTV放映され大ヒットを記録した人気アニメーション「けいおん!」の劇場版。TVシリーズでは描かれなかった桜が丘高校軽音部の部活ライフが描かれる。卒業を控えた軽音部3年生の唯、澪、律、紬はいつも通りのゆるやかな日々を送っていたが、同級生たちが卒業旅行を企画していることを知り、自分たちも卒業旅行へ行くことに。2年生の梓も加わり、各々が候補地の希望を出す中、くじ引きでロンドン行きが決まるのだが……。(eiga.comより引用

「けいおん!」は、1期も2期も全部みててわりかし好きなんだけど(というか私日常系アニメほとんど好きなんだけど)、映画はさすがに観に行くほどではなぁって悩んでいて、そうしたら特別鑑賞券をいただいたので観てきました。ありがとうございます!

公開から3週間ほどたっていたんだけど、結構お客さんいた。リピーターかな。あと、10代後半から20代前半の若い女の子も多かったですよ。パネルの前で写真撮ったりしてた。「けいおん!」って女の子にも人気あるの分かってたからそんな驚かなかったものの、しばらくぼんやりと眺めはした。

で、最初は1時間半ぼ〜っとできればいいかなくらいの感じでリラックスした気持ちだったんですけど、いざ映画はじまったらこれが結構、というかかなり面白くて、ちゃっかり「2011年個人的映画ベスト10」の10位にも選んでしまいました。何だろう、つっこみどころだらけだし(そもそもつっこみしかない)、「けいおん!」ファンの気持ちとか、全く知らない人には面白いのだろうか、とか考えずに、私は好きで面白かったんです。素直に。

sub1_large
監督が女性だからなんでしょうけど、女同士の会話感が私的にすごいリアルでグっときた。それは、アニメ版だってそうだったんだけど、今回映画を観て改めて魅力的だなと。「女子高は本当はもっとエグい場所だ」「けいおん!に出てくる様な女子高はファンタジー」問題はさておき、女同士のオチの無い会話、フワフワした感じ、でもずっとつづいてくぬるま湯な感じ、あるある!ってすごく思える。

もちろんアニメだから、キャラクターはすごくアニメ的になっていて、私の一番好きなのは唯なんだけど、唯がまんま現実世界にいたら嫌だよね。実際にいていいのって、律っちゃんとあずにゃんだけだよねって思うんだけど、それぞれ異なるキャラクターが繰り広げる会話が本当に心地よくて何より可愛くって。映画館って暗くて良かった、たぶん私ニタニタしていたと思います。

sub2_large
あと、もう一つ映画版で思ったけど、このアニメってすごい横顔がキレイ。唯の普段バカばっかり言ってるんだけど、本当は色々一生懸命考えてて窓から外を見た時に、見せる物思いにふけっている表情とか、すごく好き。

物語は一応、卒業とあずにゃんとのお別れがテーマになっているけど、そこを大々的に演出しないで、「いつもど通りのけいおん!」に留めているのってすごいと思った。まあそれが「映画じゃなくてもいいじゃん」っていう、この映画最大の欠点にも通じてしまうところではあるんですが……。

とにかく、高校生の卒業旅行でロンドンかい! って思ったし、相変わらず服装はダサすぎるし演奏シーンもうますぎて、つっこみどころだらけなんだけど、私はすごく楽しめました。けど、人にオススメするかっていったら微妙なので、今回は本当に良かったよってことだけ記しておこうと思います。ごはんはおかず。