観た。

「50/50 フィフティ・フィフティ」
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「(500)日のサマー」のジョセフ・ゴードン=レビットが主演し、ガンで余命宣告を受けた青年の姿を笑いや涙を交えて描くハートフルドラマ。酒もタバコもやらない普通の青年アダムは27歳でガンを患い、生存率50%と宣告される。同僚や恋人、家族は病気を気づかってどこかよそよそしくなっていくなか、悪友カイルだけはガンをネタにナンパに連れ出すなど、いつも通りに接してくれていた。アダムはなんとかガンを笑い飛ばそうと日々を過ごしていくが、刻々と進む病状に次第に平穏を装えなくなってしまう。カイル役のセス・ローゲンが製作を務め、ガンを克服した親友の脚本家の実体験をもとに映画化した。

面白かった!
この映画の感想でそう言っている方が多いのだけど、病気モノ、難病モノで延々とお涙頂戴しか出来ないのが邦画、それ以外の切り口が見出せるのがアメリカ映画だと本当に思います。「世界の中心で愛を叫ぶ」とか、私は中盤まですごく好きなので、この「50/50 」みたいなテイストの映画が日本映画でも観れると嬉しいなって思います。

もちろんアメリカ映画が絶対まねできない日本映画の素晴らしさも多いから、何でも頭ごなしにいってるわけではなないのですが。

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「50/50」、面白かったです。私はソロ鑑賞@TOHOシネマズ渋谷だったのですが、ざっと観た感じ他にもソロ客多かったし、男性2人組とかも多かった。ジョセフ・ゴードン=レビットって本当今をトキメク俳優さんだと思うし、「マイレージ・マイライフ」のアナ・ケンドリック(スコット・ピルグリムの妹!)も出ていて、好きな俳優さんばかりだった。何より、主人公アダムの悪友・カイルを演じたセス・ローゲンがイカしすぎ!!!!


↑グリーン・ホーネットとして世の中の悪を根絶やしにするセス・ローゲンさん、ビースティのMVにも出演。

お話的には、予想どおりっちゃ予想どおりの展開ではあるんですけど、それがいーんです。自分の病気をネタにして、ガンガン女の子をナンパするカイルに、アダムはだんだんイライラとしてくるんだけど、後半であることに気づいて友情の素晴らしさに気づく。そのシーンとかも、本当ベタ中のベタなんだけどすごくよかった。

私は女同士の友情も大好きだけど、男同士ってこう女には分からないセンスとばかばかしさがあってうらやましいな。

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この彼女役の女優さんもうまかったなー。女の嫌な部分を出してるのがうまかった。この嫌な部分同性としては心からは嫌いになれない。けど、夢を理由にするのはだめだよな、うん。

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とにかく、さほど目新しさの無い内容を新鮮に、そして傑作にする俳優さんたちの演技力、作品全体からあふれ出すセンスの良さが素晴らしかった。アダムは病気をきっかけに色々なことを考えたり、言葉では軽くいえないくらいの転機を味わうわけだけど、それが全く説教くさくなくて良い。

ラストシーン、アナ・ケンドリック演じるカウンセラーとアダムの会話が、アダムのこれから自体を暗示していて、私も頑張ろうってちょっと背筋が伸びるよな気持ちにさせられた。元気の出る映画です。