観た。

「源氏物語 千年の謎」
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「人間失格」「ハナミズキ」の生田斗真を主演に、作家・高山由紀子の「源氏物語 悲しみの皇子」を映画化。「愛の流刑地」の鶴橋康夫監督がメガホンをとり、“物語の中の光源氏の世界”と“物語を書いた紫式部の世界”が交錯する世界を描く。共演に窪塚洋介、東山紀之ほか、中谷美紀、真木よう子、田中麗奈、多部未華子ら豪華女優陣が結集する。

いつだったか、予告編観て「こういう源氏物語モノって定期的に流行るよなぁ」というのが率直な感想だったんだけど、だんだんと「どうせトーマス(生田斗真)がたくさん脱いで女子がキャーキャー言うんだろうな」「でも、だったらトーマスファンの若い子にむけて源氏物語ってモチーフはどうなの?」「欲求不満の主婦とかがみるの?でもそこまでちゃんとエロいの?」等と、つい「源氏物語 千年の謎」の事ばかり考えてしまっていたのだった。

つまり、この映画誰得なんだよ!? ってことなんですが。
「破壊屋」さんの「2011年度この映画はいったい誰が観にいくんだ!?大賞」にも敬意を表してこちらの映画を投票いたしました。なんていうか、「こち亀」とか「もしドラ」の誰得感に全然かなわなくて地味なところも私のツボだった。

で、肝心の映画の内容なんですが。うーん。1998年の映画とかだったら面白かったのかも? とりあえず、物語の冒頭、森の中での紫式部と藤原道長のラブシーンはトンデモすぎてひっくり返りそうになりましたよ。

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まず、数少ない良い所から。私、真木よう子さんって、初めてちゃんと素敵だって思いました。今までは何となく好感を持ってなくはないけど、それほど意識したことは無かったので。藤壺役。綺麗だった。でも、藤壺役だし、せっかく女優として肝がすわってる真木さんを起用したんだから、もうちょっと露出があってもよかったのでは?

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ヤーマン! 窪塚さん演じる安倍晴明は、窪塚さんまんま過ぎて何度か吹き出しそうになった。というか、そもそも安倍晴明登場シーンが、それまでの映画のテンションと明らかに違って、最後までその異質感がぬぐえませんでした。(あれ…、私いま「牙狼-GARO-」みてるんだっけ…?)って不安になった。

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「源氏物語」ってすごく長いので、どこまでをピックアップするのかなーと思ってたんだけど、葵の上の死から、源氏の絶望。ってあたりまで描かれてました。ていうか、田中麗奈演じる六条御息所の嫉妬シーンばっかりだったけどね! 田中麗奈の幽霊メイクは、もとが美人さんなだけに恐かったし、CGは頑張ってはいたんだけど、もうギャグにしか見えなくて。

この映画、結構長くて。2時間16分もあるんです。しかも、中盤がだれてる、とか後半グダグダになるとか要所要所がダメっていうのより、ずーっとだるい感じ。将来、ところどころカットしたver.をテレビでやって、そんでお茶の間で夕ご飯食べながら、「……うん。面白くはないよね? さ、風呂はいろー」ってな感じの映画でいいんじゃないんでしょうか。

あ、東はやっぱ格好良かったです。和服似合う。お手洗いで女子高生らしき子達が会話してたけど「映画の中だったらトーマより東のが格好良かった〜」って言ってたし。