livedoor の試写会にお誘いいただきました。どうもありがとうございました!

「リアル・スティール」
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ヒュー・ジャックマン主演、「ナイトミュージアム」のショーン・レビ監督で、ロボット格闘技を通じて父子が絆を取り戻していく姿を描く。2020年、リモコンで遠隔操作されたロボット同士が戦う“ロボット格闘技”が大流行。プロボクサーからロボット格闘技の世界に身を転じたチャーリーは、スクラップ寸前のロボットを闇試合に出場させて一攫千金を夢見ていた。そんなある日、離婚のため離れて暮らしていた11歳の息子マックスを預かることになり、慣れない父子の共同生活が始まるが、廃工場で旧式ロボット「ATOM」を発見したことから2人の運命が大きく変わっていく。


何となく、大作が少なかった様に思える2011年のラインナップ。「ハリーポッター」のラストも「パイレーツ・オブ・カリビアン」もあったはあったものの、どちらもシリーズものなので、通ってない人にとってはあまり盛り上がる作品でもなかったりして。

そういった意味で、この「リアル・スティール」の様な、老若男女誰しもが「観たい!」って直感で思える映画って貴重ですよね。実際、この冬の大本命だと思います。「リアル・スティール」。ハリウッド大作らしい贅沢な映像と、ストレートなサクセスストーリーで、人を選ばない良作だと思います。

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日本でもとてもファンが多い、ヒュー・ジャックマン。出世作が「X-MEN」なのに、これだけ女子に人気があるっていうのもすごい。最近セレブ雑誌多いし、関根麻里さんもよく「スッキリ!」で推してたし、やっぱり格好良いよね。プライベートではよいパパとして有名なヒュー・ジャックマン、今回はダメダメなパパにチャレンジです。

生活に困っている元プロボクサーという役柄なのですが、反面、その顔とボディで変に女にはモテるという所は彼にしか演じられなかった様に思います。また、彼を支える女性が典型的な“アメリカ的いい女”で素敵でした。町並みはかなり現代にそっているのに、いきなり近未来的な携帯電話やロボットが出てくるところは、最初は少し驚きましたが、すぐに慣れるので、その世界観のマッチング具合が上手だなとまず思いました。

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あと、ロボットがすごく可愛い。“超悪男子”ことノイジーボーイとか、キャラデザ的にはとてつもなくダサいのですけど、いざ試合に出てボコボコに殴られているのを観てると本当に可哀想で……。もう1人の主人公とも言える、ロボットのATOMにいたってはかわいくてかわいくて。「WALL-E」もそうなのですが、無機質で感情が無いはずの物なのに、どうしてこんなに心が痛むのかと、自分でも不思議でした。

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息子役の俳優さんは、とても演技が上手で。ATOMとのロボットシーンは最高に可愛かったです! 大人びているんだけど、本当は誰よりも傷つきやすいという、これまた“アメリカ的小学生”にピッタリはまっていました。前半の、“ツン”があるからこそ、後半の“デレ”とまではいかないにしても、父親との心の触れ合いに胸が打たれるんですね。

CMで宣伝されている様な、「感動の涙」みたいなのは私は無かったです。でも、それは感動しなかったわけでは決してなくて、すごくさわやかな感動だったので。「最後がこういう展開になっていたら私は泣く。でも映画としてそれは、許せない!」というポイントがあったのですが、本当に良い意味でドンデン返しが無くて、最後まで楽しく映画が観れました。

ボクシングシーンは、迫力がすごくて、一緒に観たお友達もずっと拳を握りしめていたそうですから、映画好きや格闘好きの男性にも十分満足できる映画だと思います。もちろん、ベタ過ぎるのが苦手な方はアレかもしれませんが。

何より、映画観終わって「映画っていいよね〜!」って心から思える作品が久しぶりだったので、すごく嬉しくなりました。ほら、面白くってもドンヨリする映画ってたくさんありますのでね。(次回のレビュー「恋の罪」への布石)