観た。

「忍たま乱太郎」
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NHK教育でアニメ化され人気を集めた尼子騒兵衛によるギャグコミック「落第忍者乱太郎」を、NHK大河ドラマ「天地人」や「桜田門外ノ変」の人気子役・加藤清史郎主演で実写映画化。「ヤッターマン」「十三人の刺客」の三池崇史監督がメガホンをとる。エリート忍者を目指して忍術学園に入った乱太郎は、友達のしんべヱやきり丸と一緒にドジを繰り返す日々を過ごしていた。そんなある日、忍術学園の上級生である髪結いの息子・タカ丸の家に暗殺者が現われる。

85年生まれの私は、もろに忍たま世代!
毎日学校から帰ってきたら観ていたし、「しほうろっぽうはっぽう、手裏剣〜♪」ってよく歌ってたし、
スーパーモンキーズによるエンディングテーマ「ダンシング・ジャンク」ももちろんマスター。



初めて好きになった二次元キャラクターは、土井先生だし…。
小学生の私は、忍たまと一緒に大きくなったのだ。

最近、腐女子に大人気とかそういう話はもちろん聞いてたし、すげーなァとは思っていたのですが、
もちろんアニメは見ていなくて。自然と忍たまとの距離が生じていたんです。(そりゃそうだ)

が、しかし、そこに飛び込んできた実写映画化のニュース。監督は三池崇史。年間すごい数の仕事をこなし、傑作も駄作も同じくらいたくさん創りだす、俺達の三池。観るしかない。

というわけで、だいぶ遅くなったけど、同じく忍たま世代の幼馴染と勇んで劇場に行って来ました。

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感想はというと、「うん、そうだよね。これが忍たまだよね」って感じでした。めちゃくちゃ面白かったわけじゃないけど、私的にはキレイに実写化出来てると思いましたよ。

なんか全体的にゆるいストーリーだし、特に盛り上がりという盛り上がりも無いし、ギャグが寒いっちゃ寒いだけど、そこ文句言うとこじゃない気がする。だって、忍たまの原作がそもそもそうじゃんね?っていう。加藤清史郎くん、すっげーかわいかった。普段は全然好きじゃないし、カワイイと思った事一回もなかったけど、乱太郎役はかわいかったなぁ。

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一番感心したのは、セット・美術関連。教室のディティールやばかった。あ、忍術学園だ。って素直に感動。リアルにセットを組んでいる部分と、わざと安っぽく作ってアニメの雰囲気を出している部分の切り分けが楽しかった。衣装も、本当にアニメから抜け出してきたみたいで素晴らしかったと思います。

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で、実写版忍たまの最大の見所である、「豪華俳優の無駄遣い」(超ほめ言葉)について。色んな人が感想で挙げている様に、俳優陣のなりきりっぷりは本当にすごかった。特殊メイク! 稗田八方斎(ひえたはっぽうさい)とかね。ここまで忠実に再現する必要あったのってくらい、100%でした。

でも皆さんが体はるの、共感できる。だって私がもし俳優だったら、どんなチョイ役でもいいから忍たま、しかも三池さんの忍たま出たいもの。

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とはいえ、不満な部分ももちろんあって、「???」ってシーンはちょいちょいあった。細かいけど、「忍者はやっぱラーメンだよね」「忍者はやっぱカレーだよね」という所の意味が分からない。あそこで尺とる必要があったのかとw(現場での三池さんアイデアだと勝手に想像しております)

あと、中村玉緒演じる、山本シナ先生(おばあちゃんver.)のターンが、めっちゃ下品に描かれてたけど、ああじゃないよねっていう。若い時は凛々しく厳しく美しく、おばあちゃんの時は優しいって設定じゃなかったかな。子供向けでわかりやすい笑いをつけたしたかったのかなって思うとけど。ちょっと残念。

最大の不満は「ヘムヘムがいない」ところなんだけど、まあそれは無理だからいいやって思ってます。

山田先生(きり丸も)の女装など、原作ファンだったら嬉しい小ネタも満載なので、かるーい気持ちで観たらいいって思う映画です。続編があるとしたら、兵庫第三協栄丸さんあたりのエピソード希望。