試写会で鑑賞。ついに公開されてます!

「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」

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ブライアン・リー・オマーリーによるコミック「Scott Pilgrim」を「ショーン・オブ・ザ・デッド」「HOT FUZZ ホットファズ/俺たちスーパーポリスメン!」のエドガー・ライト監督が映画化したアクション・コメディ。カナダに住む売れないバンドのベーシスト、スコット・ピルグリムは、ある日不思議な女性ラモーナに出会い、すぐさま恋に落ちる。だが、ラモーナと付き合うためには、彼女の邪悪な元彼7人と決闘をして、すべてを倒さなければならなかった……。主人公スコットにマイケル・セラ。共演に「ダイ・ハード4.0」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、クリス・エバンス。


エドガー・ライト監督といえば、「ショーン・オブ・ザ・デッド」、「ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!」など、すごく面白い映画ばかり撮ってるのに、日本では劇場公開されずにビデオスルーとなってしまう人。
この、「スコット・ピルグリム」も、当初は日本公開が危ぶまれたが、映画ライターのわたなべりんたろうさんの署名活動により、無事公開が決定したとのこと。(Wikipediaより)

あぶねー、あぶねー間一髪でしたね。署名活動の他にも「キック・アス」が日本で成功したっていうのも大きいらしいんですが、何となくその気持ち分かる気がします。「キック・アス」と話の内容が似ているわけではないのだけど、映画にかける熱!みたいなのは、同じものを感じたし、実際に試写会で観て「きっとこれが公開されたら、小さい映画館で立ち見が出るだろう」と思ったりしました。

そのくらい、映画が心から大好きな人が作った映画だと思ったし、
映画が大好きな人には前情報だけでササる映画なんではないでしょうか。

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さて、映画の感想なのですが、とにかくバカでしょうもなくて面白かった!
112分あっという間。
日本のゲームの音楽が使われてたり(ゼルダとかね)、コーネリアスが楽曲提供していたりで、
音楽も格好良い。サントラ、US盤購入しました。

主演のスコット・ピルグリムが、かなりいい味を出してた。カレを演じたマイケル・セラの、情けない感じがたまらなくいい。日本人からすると、どんなに設定が「ダメでオタク」であってもアメリカ人だと格好良く見えちゃう問題があると思うんだけど(ソーシャル・ネットワークとかはちゃんと出てましたね。あ、スパイダーマンもか)、とにかくコイツがだらしなくて愛すべきキャラクター。

この俳優さん、初めて見たかもって思ってたけど、「JUNO」のカレシ役なんですね。

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原題「Scott Pilgrim vs. the World」が、「スコット・ピルグリム VS.邪悪な元カレ軍団」になってる問題は、
色々な方が意見している事でもありますが、私個人的にはこれはこれでヨカッタんじゃないかと思ってます。
中途半端に「エンジェル・ウォーズ」みたいなだっせぇ邦題になるよりは、バカバカしすぎてヨカッタんじゃないかと。

でも、本当は“邪悪な元カレ軍団”って微妙に意味違ってて、“vs. the World”の方が、ピルグリムが最後に手に入れるものとしっくりくるんですけどね…。

まあ、細かい事はさておき、今映画観るならこれが一番オススメです。
「キック・アス」みたいに、異常にカルト的なファンがつくのもちょっと気持ち悪いから、
ゆるゆる〜っとヒットしてくれればいいなあ。