しばらく前に観ていたのですが、更新遅れ。
自分、中の下ですから!

「川の底からこんにちは」

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上京して5年目のOL佐和子は、目標もない自堕落な生活を送っていた。ある日、父親が末期がんのため余命わずかだという知らせが入り、一人娘の佐和子が実家のしじみ工場の跡を継ぐことになる。しかし工場は倒産寸前で、労働者の中年女性たちからはいびられる毎日。追い込まれた佐和子は、生まれて初めて自分の人生を見つめ直すことになる。新人監督の登竜門「ぴあフィルムフェスティバル」でグランプリを受賞した石井裕也の商業映画デビュー作。主演は「愛のむきだし」の満島ひかり。


満島ひかりさんが最高なのは、もう私が言わなくたって十分だろう。
本当超最高イカしてた。

渋谷ユーロスペースで鑑賞しましたが、土曜朝イチの回で超満員。20代映画だと思っていたのだけど、50、60代の人も多くてそれに驚く。会社の先輩が観たという1週間前でも混みこみだった様です。

「アリス・イン・ワンダーランド」を初日に観た時だって、もちろん映画館は満席だったけど、ユーロスペースの方が箱も小さいから満席になる確率って高いけど、それでもこんなに“映画館が混んでいる”と感じたのは久しぶりだった。早く観たい!っていう熱がムンムンこもってて、すごかった。

自分の事を“中の下”と称し、「ま、しょうがないですから」が口癖の女の子が、かなりリアル。あのワンルームの感じとか。私も今かなりくすぶってるので分かるけど、なぜかそういう時ってビールばっかり開けちゃうんですよ。プシュってしてる時だけ、ちょっと心が軽くなる。(が、本質的な解決にはならない)

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基本的にコメディシーンの連続だし、個性的なキャラクター達に笑わせられるんだけど、最後の方の展開には泣いてしまった。泣く演技が本当すごかった。

後、ダメダメな彼氏を演じたフルーツポンチのウザイ方そっくりな、遠藤雅さんって人の演技もすごかった。あんな男いたらグーパンだな。

とにかく、人間なんて所詮みんな“中の下”。
“中の下の上”くらいになれるよう、私もしじみ汁飲んでがんばります。