感想遅れ、試写会で鑑賞。

「タイタンの戦い」
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「アバター」のサム・ワーシントンが主演する、ギリシャ神話に登場する神々の壮絶な戦いを描いた 3Dアクション。監督は「トランスポーター」シリーズを手がけるルイ・レテリエ。神と人が共存していた時代、神々は己の欲望を満たすため、激しい権力争いに明け暮れていた。ある日、そんな神々に対し人間の王が反乱を起こす。人間の創造主でもある神々の王ゼウスはこれに激怒し、人類を滅ぼそうと冥界の王ハデスを解き放つが、人間の心を持つ神ペルセウスが人類救出のため立ち上がる。


「ターミネーター4」出演前は生活苦から車中生活を余儀なくされていたのに、「アバター」の主演に起用されるや一気に(使い古された表現ではなく本当に)スターの仲間入りを果たしたサム・ワーシントン主演作。

ビッグになってからもアカデミー賞受賞式に、「スタイリストから渡された靴が変だった」という理由で1,800円の靴を自前で購入して登場したり、セレブぶらないところが素敵な、日本の阿部寛みたいな俳優さんです。

「アバター」の次の作品が、3D同時上映な「タイタンの戦い」だった為“3D俳優”などと言われることも多いこの頃ですが、本作は「アバター」に比べて、非常に“中学生っぽい”3Dの使い方をしておりました!とにかく飛び出させちゃえ、びよーん!みたいな。

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バケモノもとにかくでっかいし、飛び出しちゃうよん、びよーん! こわいよーん! でもガッツと友情(その割にはすぐ人が死ぬ)と神の力でたちむかうよーん! ってな感じのとにかく、分かりやすい「少年誌的展開」でした。

私は観る前に特に期待とかしていなかったので、頭からっぽな感じで観れて良かったと思います。でも、同じ“頭からっぽムービー”だったら、カー&ガンアクションバリバリで、ちょっと洒落た(でも笑えない)ジョークが出てくるリュック・ベッソン系映画の方が私は好きです。

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このテの映画では珍しく、姫様の影がめちゃくちゃ薄い。
ギリシャっぽい、建物の造りや衣装何かは凝ってて結構キレイだったなーという印象。

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一転、神様たちが出てくるシーンの安っぽさが異常だった。「96時間」の暴れん坊お父さん、リーアム・ニーソン演じる「神々の王ゼウス」が出てくるシーンは、本当中学生の男子が想像するようなベタベタな感じで笑えました。

監督が「聖闘士星矢にインスパイヤされた」と語っているだけあって、良くも悪くも「古き良き時代のジャンプ」(メイン購買層が腐女子じゃない時代)な感じが否めない映画でした。何かこう、「ああ、こういう感じだったよね俺も昔はさ」って気分に浸りたい人はどうぞ観てみてください。