公開初日に鑑賞。

「息もできない」
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父への激しい怒りと憎しみを抱き、社会の底辺で生きるサンフンはある日、心の傷を隠しながら生きる勝気な女子高生ヨニと出会う。理由もなく強く惹かれ合う2人だったが、徐々に彼らの運命の歯車が狂いだす……。俳優として活躍してきたヤン・イクチュンの初長編監督作品。第10回東京フィルメックスで史上初めて最優秀作品賞と観客賞をダブル受賞した。


韓国映画が好きです。
日本には無い底力というか、ハングリー精神をすごく感じるから。
この映画は、監督と主演が同じという、北野武みたいな人が作っていて、久々に大きな声で叫びたいような衝動を感じました。

気に入らないことがあればすぐ暴力をふるうごろつきの男と、いっつもピンクのカーディガンを着てる女子高生がひょうんな事から出会う。そこから、猟奇的でキュートなラブコメがはじまるのかもしれないし、2人で連続殺人鬼をつかまえに行くのかもしれない。韓国映画って、そのどちらかというか、ラブストーリーはとんでもなくハッピーだし、サスペンスはとんでもなくバイオレンスだし、その振り幅ってとんでも無いですね。

と前置きはさておき、この映画はそのどちらでも無く、とても現代的なドラマでした。家族が抱える悲しい過去に翻弄されながら、毎日絶望的な気分で過ごしてる2人が、2人でいる時だけは口げんかできる。それがすっごく切なくて。

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そして、あるシーンでの男女の違いがかなりグっときた。
これは観てからということで。

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しかし、この女の子演技がうますぎる。
そんでもって可愛い。
ラストにずしん、とくる痛い映画でしたが良い作品でした。

内包された“怒り”を燃やし尽くしたヤン・イクチュン監督「息もできない」 - eiga.com

映画の印象と全然違う!