誰にも頼まれていないのに書く、2009年ベストブック発表のお時間がやって参りました。

2009年ベストムービーとは大きく異なり、決して“今年刊行された本”では無いので、本当に私的な、私が今年読んだ本ということになります。

今年読んだ本はちょうど40冊。9日に1回読んでいるということになりますが、思ったより読んでないなぁ。絶対忘れている本もある気もしますが、ざざっと振り返ってみます。

■5位:「ガール」奥田英朗

ガール (講談社文庫)


女の子のリアルな心情を表現していて、笑えるし、切なくもありました。「きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても」という言葉が紹介にありますが、その通りであると。一応働く女である私は思います。

■4位:「Rのつく月には気をつけよう」石持浅海

Rのつく月には気をつけよう
Rのつく月には気をつけよう
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のんべえの気持ちをつかんで話さない描写、ちょっとキザだけど暖まる話ばかりでキュンとしました。この本を読んで以来、オイスターバーで牡蠣につけるスパイスとしてボウモアが出てくると、心がキラキラします。

■3位:「少し変わった子あります」森博嗣

少し変わった子あります
少し変わった子あります
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2009年は森博嗣を読み始めた一年でもありました。
最後にゾクっとする、「え、今何が起こったの?」とページを戻ってしまう傑作ミステリーだと思います。

■2位:「彼女がその名を知らない鳥たち」沼田まほかる

彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)
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年末に素晴らしい本に出会いました。
とにかく気持ち悪い男女の話ですが(依存しまくりの中年カップル)ピュアな恋愛ともいえます。でもジャンルは間違い無くミステリー。
登場人物全員アホとも思うけど、なぜか憎めない魅力があります。

■1位:「八日目の蝉」角田光代

八日目の蝉
八日目の蝉
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中盤から後半にかけての展開が最高。泣きました。
そして読み終わった後、タイトルの意味を考えると本当に感慨深いです。

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後は、

「この世でいちばん大事な「カネ」の話」西原理恵子
「三島由紀夫のレター教室」三島由紀夫
「凸凹デイズ」山本幸久

これらの3冊もぜひおすすめしたい本ではあります。
特に、三島のユーモアセンスには驚きました。普通にギャグ本ですからね。これは。来年もたくさんの素晴らしい本に出会えますように!

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2009年、その他のラインナップ↓

「ポップ中毒者の手記 約10年分」川勝正幸
「こたつ」原宏一
「色彩の息子」山田詠美
「告白」 湊かなえ
「重力ピエロ」伊坂幸太郎
「まほろ駅前多田便利軒」三浦しをん
「あおい」西加奈子
「森に眠る魚」角田光代
「町長選挙」奥田英朗
「クワタを聴け!」中山康樹
「さがしもの」角田光代
「おやすみ、こわい夢を見ないように」角田光代
「容姿の時代」酒井順子
「オーラの条件」林真理子
「ハミザベス」栗田有起
「見張り塔からずっと」重松清
「あしたはうんと遠くへいこう」角田光代
「イッツ・オンリー・トーク」絲山秋子
「慟哭」貫井徳郎
「君はフィクション」中島らも
「東京するめクラブ」村上春樹、吉本由美、 都築響一
「太陽と毒ぐも」角田光代
「堕ちていく僕たち」森博嗣
「渋谷の神様」有吉玉青
「肝、焼ける」朝倉かすみ
「無銭優雅」山田詠美
「働く女」群よう子
「働く女の胸のウチ」香山リカ
「沖で待つ」絲山秋子
「欲しい」永井するみ
「ピンク・バス」角田光代

角田光代多いなw