読んだ。

夜をゆく飛行機
夜をゆく飛行機
クチコミを見る


谷島酒店の四女里々子には三人の姉がいる。長女の有子は嫁いで家を出たが、次女寿子と三女素子と両親の五人暮らし。しかし里々子には実はもう一人「ぴょん吉」と名付けた弟が存在して…。うとましいけれど憎めない、変わらぬようで変わりゆく家族の日々を温かに描く、にぎやかで切ない長篇小説。


ごく普通の、平和な家庭に生まれたことが逆に不幸だった女子高生のお話。単調に過ぎていく日々の中で、時々おこる事件が面白い。突拍子も無いようにみえて妙にリアルだし。

私は兄弟がいないから、感覚がよくわからないんだけど兄弟の距離感ってすごい興味深い。超好きなわけじゃないけど、気になる的な。

兄弟(特に姉妹)がいる人に読んでもらって感想を聴きたいところ。

この主人公みたいにクールではなかったが、「自分は人とちょっと違うかも」と自意識過剰な高校生だった私は、自嘲をこめて読めました。あー、恥ずかしい。けど懐かしい。