昨年から多方面での評判がとことん良く、
はやく読みたかった作品をようやく読了。

八日目の蝉
八日目の蝉
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逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか−−理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。家族という枠組みの意味を探る、著者初めての長篇サスペンス。


日頃ニュースをみていて、ほんの一部しか見ることのできない事件の概要、犯人の気持ち、被害者のその後などが静かに描かれた小説です。
全然泣くような本じゃないんだろうけど、最後の10ページくらいで泣いてしまいました。
スラスラ読める。
読み終わった後はまっすぐに悲しかった。

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韓国映画「チェイサー」を試写会で鑑賞。

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デリヘルを経営する元刑事ジュンホの元から、女たちが相次いで失踪。時を同じくして、街では連続猟奇殺人事件が勃発。ジュンホは、女たちが残した携帯の電話番号から客の一人ヨンミンに辿り着く。「女たちは俺が殺した。そして、最後の女はまだ生きている」捕らえられたヨンミンはあっけなく自供するが、証拠不十分で再び街に放たれてしまう。警察すらも愚弄される中、ジュンホだけは、囚われた女の命を救うため、夜の街を猛然と走り続ける。


2004年におこった韓国犯罪史上最悪と言われている、ユ・ヨンチョルの事件をもとにしています。
21人殺害(のちに31殺害と供述)というめまいのするほどの事件ですが、この映画も相当バイオレンス。
ホラー、サスペンスと割り切ってみれる「SAW」シリーズなんかよりずっと胸くそ悪いです。
警察の出来の悪さにイライラします。しかし、これはあながちフィクションでも無いらしく、現実の事件でも警察は2回犯人を釈放してしまっていて、犯人を最後に逮捕したのは出張マッサージ店の店長、と言われているようです。

とにかく、刺激が弱い人は観ない方が良いです。
この監督は「チェイサー」がデビュー作っていうことで、韓国・アジアってとてつもないものが生まれる土壌があるんだなって驚きます。