お誕生日プレゼントに会社の先輩からいただきました!

人生
『人生ベストテン』


13歳のあの夏から、私に会いにきたひとは?
どこにでもいる男たちと女たちの<出会い>が生みだす、ちいさなドラマ。おかしくいとしい6つの短篇。
「床下の日常」 水漏れ工事に向かったマンションで、陰気な人妻から食卓に誘われたぼくは
「観光旅行」 恋人と訣別するためイタリア旅行中の私は、観光地で母子喧嘩に巻き込まれ
「飛行機と水族館」 アテネ帰りの飛行機で隣り合った泣き女が、なぜかぼくの心にひっかかり
「テラスでお茶を」 男とのねじくれた関係を刷新すべく、中古マンション購入を決意した私だが
「人生ベストテン」 40歳の誕生日を目前に、恋すらしていない人生に愕然とした私は
「貸し出しデート」 夫以外の男を知らない主婦の私が、若い男を借り出してデートに挑むが


表題の「人生ベストテン」が一番よかったです。
40歳目前にしても、東京で働く女性は本当に若いしお洒落だしパワフルです。
でも、そんな中で抱える不安とか丁寧に可笑しく書かれていたなあ。

角田さんの小説を読むと、どの主人公の心情も自分のものにしているっていうか、どうやってこんな複数の職業とかを知ることができるんだろうって思います。
もちろん勉強の賜物でしょうが。それもサラっと書いてしまうところが好き。

誕生日に本をもらうというのは、本当に素敵なものです。
高校の時お付き合いしていた先輩が、村上春樹訳の洋小説をくれて、『バースデイ・ストーリーズ』ってやつ。
しおり代わりに、ハーブティのティーパックがはさまってたんで、今でも本を開くと良いかおりがします。


やばいやばい。これなんてカジヒデキ?(笑)
そういうセンスの人好きです。



乙女なことを書いたら、乙女系ハウス(この名称嫌い!)を聴きましょう。ヘビロテ中です。

rina2
1st Collection Album 『LENA』

藤井リナちゃん、かわいい!